黒森神楽「恵比須舞」@田老大漁まつり2019
さて本日は、田老大漁まつり2019から黒森神楽で恵比須舞です。
恵比須舞は大漁祈願と航海安全の舞とされ、黒森神楽では山の神舞とともに重要な演目となっているようです。
特にも、横山八幡宮、大杉神社、熊野神社、黒崎神社等の祭りでは曳舟の船上、あるいは魚市場や漁港で奉納される祈祷舞でもある。
〽 高天原の庭造り これぞ神代の始めなり
恵比須面をつけて舞い出て凪の良い海原で千歳の松に腰掛けて釣の支度をする。
恵比寿は釣り竿、ミチ糸、ハリを手入れする仕草が笑いを誘う。
舞台下には神楽の勧進元(宿主など)が鯛を持って泳ぐさまを滑稽に演じて盛り上げる。
神楽宿で演ずる場合は宿主の希望で釣り上げる魚が、鯛から本物の新巻鮭になったりもするという。
仕留めた鯛を畳扇でととめを刺すのも一興
神楽宿で演ずる場合で、次の日も請われる場合は「浦島の舞」を舞うことになっているという。
これは黄金の銚子や盃を釣り上げた後に乙姫を釣り上げて連れ舞をするというもの。
動画でどうぞ
