雄勝法印神楽「鬼門」@雄勝葉山神社 亥年御開扉大祭
さて本日は、雄勝葉山神社 亥年御開扉大祭から雄勝法印神楽で鬼門です。
法印神楽では、病門と相対する方位を鬼門と言い、時間的には真夜中過ぎの一時から一時頃で百鬼夜行の刻とか、屋棟も一元一寸下がる刻と言われている。
病門の方位の祓いは『五矢』で除き、鬼門の方位の禍いはこの『鬼門』で打ち祓うと言われている。
素箋嗚尊が地舞の吽面をつけて出て、ねりの拍子で鉾と扇を持って出、四方拝以下を舞う。
鬼門は別名綱切り舞とも呼ばれ、最後に綱を刀で切るため、腰には真剣が差してあります。
さて、葉山神社での神楽にいつも出てくるこの少年、この日も神楽師になりきって踊りました。
客席のおばちゃん達からは大声援がかかり、益々張り切って踊ります。将来が楽しみです。
後半に、舞台の前方から後方へ対角線の柱に結んだ縄に対してせめの舞で懸かり、両腕で引いたり歯で食い切ろうとしたりする。
他の神楽組では鬼コが三匹ないし四匹出て結び目の七ツある縄をもって舞の邪魔をしたり道化踊りをしたりということもある。
そして、ついに縄を刀で切り落とした後は太刀御神楽で舞い納めます。
動画でどうぞ
