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2019.05.26 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

雄勝法印神楽「所望分」@雄勝葉山神社 亥年御開扉大祭

さて本日は、雄勝葉山神社 亥年御開扉大祭から雄勝法印神楽で所望分です。

所望分は、一年の四季を90日ずつ春夏秋冬の神々に分け与えたが、中央の八十万魂命である土の神に分け与えられなかったため、土の民(=人間)が、土中から生れ出づる恵みを受けずに困窮していたということです。

最初に八十万魂命が出て一舞します。

〽 應 自らは八十万魂命なり  天にあっては元気土徳の神、地に在りては五気元土の神 人にあっては脾土元霊の神
   四季の神たちに物申さんやのう



そのため八十万魂尊が、我にも四季を分領させよと願い出ますが、四季の神々は悉く断ります。

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ついには装束を改めて神戦となります。

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そこへ天之御中主神が現れて、四季の内から18日ずつを土用と定めて、諸事恩恵に預かるようにと宥め平定します。

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そして、世々の困りごともかように解決することを祈って、鈴御神楽で舞い納めます。

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動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2019.05.26 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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