雄勝法印神楽「所望分」@雄勝葉山神社 亥年御開扉大祭
さて本日は、雄勝葉山神社 亥年御開扉大祭から雄勝法印神楽で所望分です。
所望分は、一年の四季を90日ずつ春夏秋冬の神々に分け与えたが、中央の八十万魂命である土の神に分け与えられなかったため、土の民(=人間)が、土中から生れ出づる恵みを受けずに困窮していたということです。
最初に八十万魂命が出て一舞します。
〽 應 自らは八十万魂命なり 天にあっては元気土徳の神、地に在りては五気元土の神 人にあっては脾土元霊の神
四季の神たちに物申さんやのう
そのため八十万魂尊が、我にも四季を分領させよと願い出ますが、四季の神々は悉く断ります。
ついには装束を改めて神戦となります。
そこへ天之御中主神が現れて、四季の内から18日ずつを土用と定めて、諸事恩恵に預かるようにと宥め平定します。
そして、世々の困りごともかように解決することを祈って、鈴御神楽で舞い納めます。
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