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2019.03.21 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

大原神楽「海幸山幸」@第29回ころもがわ神楽まつり

さて本日は、第29回ころもがわ神楽まつりから大原神楽で海幸山幸です。

その前に大原神楽さんの由来について定本より


「西磐井郡厳美村山谷入道の佐藤辛氏が衣川村大原に入婿し高橋姓を名乗る。
高橋辛は三輪流山谷神楽の舞人であったので、高橋寿七が庭元となり高橋辛師匠の指導で大正10年大原神楽を創設した。
戦前、戦後中断していたが、昭和四二年高橋辛、小坂盛雄両師匠の指導で現在の大原神楽が復活した。
初代庭元高橋寿七、ニ代高橋正名、佐藤光男は三代目である。」
とありますが、現在の代表は高橋末夫さん(高橋辛氏の息子さん)です。



海幸山幸とはその名の通り彦火火出見尊が兄火遠理命と道具を交換しての顛末物語です。.

彦火火出見尊は、ある日自分の弓矢と兄の火遠理命の釣り針と取り替えて漁をしようと持ちかけます。

173IMG_9628.jpg

そうして交換しましたが、兄の火遠理命は弓矢をつがえようとも一匹の獣を獲ることもできず、

177IMG_9632.jpg

弟彦火火出見尊も兄から借りた釣り針を使うも魚を獲ることが出来す、さらには魚に釣り針を取られる
始末。

178IMG_9633.jpg

兄神に釣り針を返そうとするも元の針でなくてはならぬという。
そこで悲嘆にくれる山幸でしたが、そこへ白鬚明神が現れて竜宮城へ行けと託宣をいたします。

かくて、彦火火出見尊は竜宮へと急ぐことになります。

179IMG_9635.jpg

動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2019.03.21 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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