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2019.03.14 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

大森神楽「三番叟」@第29回ころもがわ神楽まつり

さて本日は、第29回ころもがわ神楽まつりから大森神楽で三番叟です。

その前に大森神楽さんの由来について

「大森神楽は昭和45年7月、当時の衣川村立衣川小学校大森分校教諭の佐々木久雄(直木賞作家、三好京三)氏と当時衣川村の教育長で大原神楽の師匠、小坂盛雄氏が中心となり、分校の児童に神楽を伝授したのが始まりである。その後学校教育と関わりあいながら活動し、児童全員に踊り伝えられてきた。平成10年3月に大森分校が閉校になり、保存会としてスタートした」

とあります。現在の代表は佐藤吉訓さんです。



幕出し唄は

〽 吉が野に吉が野に 日が照るとも照るとも 常に絶えせぬどどと鳴るは瀧の水
   鶴と亀との共連れて 幸い心にまかせたり

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こちらでは翁舞は天下泰平、長寿祝うものとし、三番叟は五穀豊穣を祝う舞としている

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三番叟 「ヤレヤレ ぽっこりもとにてボウガリボウガリトボウガリめく者は 何者にて候」
太鼓「権現の囃子を打って候」
三番叟「我らは南方とうや上からりんの者にて候」
太鼓「我らはとうや下からりんの者にて候」
三番叟「舞いたるついでに法問のひとつも申そうか」
太鼓「法問にとりては」
三番叟「かりゅう面に打ったる木の面を取って顔にあて、御前に押し直らせたる不思議さよ」以下略

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三番叟 「唐土は七帝 我が朝は一帝
      大般若六百巻 法華経八巻は七十巻
      谷の真砂は峯に上がり 峯の真砂は谷に下り
      舞川や長谷に伏し、石に羽が生えて西東北南
      よろうさろうと君は代々久しかるべくと存じ候」

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〽 はぁー 下を見たれば 天の川とて流れくる
    はぁー 上を見たれば おそよ川よと流れくる

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動画でどうぞ


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2019.03.14 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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