小田代神楽「八幡舞」@第12回祀りの賑わい
さて本日は、第12回祀りの賑わいから小田代神楽で八幡舞です。
八幡舞の幕出しです
〽 応神天皇八幡大神 この御代に誕生示すものなりサンヨー
言うまでもなく、この舞は、応神天皇と神宮皇后の間に生まれた誉田別命(応神天皇)と品夜別命の本地を語る内容となっています。
応神天皇は母親である神宮皇后の胎内に居る時に朝鮮出兵し、帰国後は日本平定のため強力な武力をもって平らげて安き国造りをしたという神様です。
先に出て舞うは誉田別命(応神天皇)
続いて誉世別命が弓矢を携えて出ます。
一巡りした後に面を外して八幡大神の由来を説く言上となります。
「そもそも八幡大神の由来を詳しく解き尋ね奉るに、御父をば仲哀天皇と申し奉るに。御母をば神功皇后と申し奉るに、御仲睦まじく生ませたもう御子をば。他の国より我が国。他の人より我が人、恵み合わせし神妙の御神徳ありがたさんよう。ありがたし貴ぶべし謹むべし世々の不情けは祓いの神 弓矢を取ってはうつの神」
次いで胴取りが受けて
「はあ、我こそ八幡大神なりさんよう」
そしてこの後崩し舞になります。
ところでこの舞手の二人は高校生の神楽女子コンビで、この度卒業してそれぞれの道に進むということです。
二人で一緒に舞うのは最後になるかもしれませんが、またいつか小田代神楽での舞を楽しみに待ってます。
動画でどうぞ
