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2019.02.12 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

黒森神楽「神楽ご祝い~打ち鳴らし」@大槌町吉里吉里巡行2019

さて本日は、黒森神楽の大槌町吉里吉里巡行から、神楽ご祝いと、奏楽 打ち鳴らしです。

神楽宿への舞い込みが済むと、宿の主人を中心に並んで夕食の膳に付く。
そこで儀礼的な御祝いをあげることとなるが、この御祝いは何度聞いても難しい。
褒め歌なのだと思いますが、手拍子の取り方がまるでわからない。とにかくお祝いなのだということはわかります。



夕食が終わって一休みの後に神楽衆は舞の場に神楽幕を張ったり、諸道具や装束の準備を始めます。

そしてこの日は6時半ごろより神降ろしの打ち鳴らしとなりました。

20190209182006.jpg

ところで、隣に座って鉦摺りをしていたメンバーの側に「黒森神楽謡本」というテキストがありました。
田中大喜著とあります。現メンバーの田中さんが、黒森神楽に伝わる古い謡本をもとに全部お一人で翻刻編成したということです。

20190209205438.jpg

これには歌や台詞ばかりでなくト書きや、豆知識のような脚注も織り込んであり、読み物としても楽しめそうですが神楽メンバー以外は部外秘ということかもしれません。

ということで、明日からはいよいよ神楽の演目についてとなります。

20190209190816.jpg

動画でどうぞ


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2019.02.12 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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