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2019.01.15 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ諸芸

奥州平泉子ども歴史講談「輝凛会」「一の谷合戦の章」@奥州こども芸術発表会2019

さて本日は、奥州こども芸術発表会2019から奥州平泉子ども歴史講談「輝凛会」で一の谷合戦の章です。

奥州平泉子ども歴史講談「輝凛会」というのは、奥州市衣川地域の小中学生が歴史講談グループ奥州衣川青凜会の指導を受けて講談を習得している子どもたちです。

平泉衣川地域にまつわる歴史を生き生きと伝える話芸を磨く「子ども講談教室」は開講依頼2年目を迎え、11人の子どもたちが講談を通じて郷土愛を育んでいるということ。
小学生ながら堂々と大きな声で表情豊かに演じていました。



この日は2つの演題を講じたので、一話ずつわけて掲載します。

講談は戦国時代に辻講釈として始まったものが、江戸時代に寄席芸能として定着したという。
主に軍記物や政談を張り扇で拍子を取りながら聞かせたもので、江戸後半には人気を博した演目が歌舞伎や浄瑠璃に書き直されて上演されることもあったという。
そういったわけで、講談と南部神楽の劇舞演目との繋がりを考える上で講談ということも一考してみるのもよいかと。

ちなみに講談には源平の巻というものがあり、平清盛の隆盛から源平合戦、平家没落までを語るものとなっている。

輝凛会の一の谷は、義経の鵯越の逆落としから屋島・壇ノ浦の合戦、そして戦功あるも兄の頼朝に疎まれて奥州平泉へと降るまでを語る一席となっていました。

てなわけで、子どもたちの元気な講釈をお聞きあれ。

IMG_8240_20190115211735589.jpg

動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2019.01.15 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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