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2018.12.12 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

夏屋鹿踊「くるい」@岩手の大地に舞う

さて本日は、岩手の大地に舞うから夏屋鹿踊でくるいです。

夏屋鹿踊の由来については、伝書「鹿子踊華園巻」に奥書天文11年(1542)とあり次の文が載せられているという。
「大和国春日里 清原形部助譲り置き この人より頂戴つかまつり候 云々」とあり最後に「夏屋村 袴田保福」とある。
その後に慶長、元禄、文政の年号で虫食いのため写本したことが書いてあるので、天文11年に清原形部から伝授されたのが袴田保福なのかどうかは不明と思われます。

とはいえ、この夏屋には山伏観乗院がいて、鈴久名の山伏大泉院などに鹿踊りを伝授し、また旧川井村の片巣などにも広めたということであるので、この地域の鹿踊りの嚆矢といえよう。



鹿頭の違いについては当ブログで書いているので参照されたし⇒「夏屋鹿踊 第4回区界高原まつり」

183IMG_7485.jpg

夏屋の獅子頭にはザイが無く、鍬形の角の間に鳥毛を立てている。
紫波町の徳丹獅子踊はカナガラであるが、本来は毛ザイだったということから、これも夏屋の古さの証左といえよう。

184IMG_7486.jpg

狂いは最初三頭が手を繋いで一周りした後、太夫鹿が抜けてワキ鹿二頭が争いになる。
そこへ再び太夫鹿が入り唄がかかる

〽 春駒は 庭の桜につなぎとめ 駒が勇む 花は散り散り 花は散り散り

再度太夫が去ると二頭が争い、そこへ太夫が戻って唄がかかる

〽 水が沢 やえさえよせれば ささらもさらり よせてかえせ よせてかえせ

三度目の争いが終わると一同立って横に並び唄に合わせて舞納める

196IMG_7498.jpg

動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2018.12.12 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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