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2018.12.07 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

花農春日流鹿踊「二番庭」@岩手の大地に舞う

さて本日からは、12月1日に行われた岩手の大地に舞うのリポートとなります。
トップバッターは花農春日流鹿踊で二番庭です。なぜか偶然昨日のブログと花農続きとなりました。

由来については当日パンフレットより

「花巻農業高等学校鹿踊り部は、花巻市東和町「春日流落合鹿踊保存会」のご指導を仰いで始まり創設60年目です。
鹿踊の起源は諸説ありますが、鹿の供養からはじまり、「ささら」を背負い、総重量15kg程ある装束を身に着け、五穀豊穣祈願が舞踏化された芸能です。
太鼓を打ちながら謡い踊ります。」

ということです。



活動状況ということでは
「今年度は、5月に全腎協全国大会inもりおか、8月に北上みちのく芸能まつり高校生フェスティバル、9月に花巻まつり、賢治祭、さらに各種イベントや老人福祉施設の慰問など年間30回以上の公演を行いました。
8月には長野県で開催された第42回全国高等学校総合文化祭郷土芸能部門に岩手県代表として出場し、出場57校中の第1位に相当する最優秀賞並びに文部科学大臣賞を受賞。10月に開催された第41回岩手県高等学校総合文化祭郷土芸能発表部門では特別賞を受賞。さらに、岩手県高等学校文化連盟賞、平成30年度第1回はばたき賞、第71回岩手日報文化賞学芸部門奨励賞、
花巻ユネスコ賞を受賞しました。改めて多くの皆様の御支援、御指導に感謝致します。この受賞を励みに今後も宮澤賢治先生がこよなく愛した鹿踊りの継承活動をしていきます。」

ということです。何とも頼もしい限りです。

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演目の二番庭は、一番庭とともに基本の踊りとされている。

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家里に下りてきた鹿達が庄屋の中をのぞくと、お金を独り占めにしている主がいて、それを見た鹿達が「皆にお金を回しなさい」とうながす踊りという。

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見事な踊りでした。これからもよき伝統が続くことを祈ります。

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動画でどうぞ



テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2018.12.07 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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