上鹿合百姓踊「壁塗り甚句」@第13回奥州市郷土芸能の祭典
さて本日は、第13回奥州市郷土芸能の祭典から上鹿合百姓踊で壁塗り甚句です。
上鹿合百姓踊保存会ということなので、百姓踊をなさるのだろうと思いますが、保存会の構成メンバーは鹿合神楽の皆さんのようです。
太鼓も神楽保存会の加藤源昭さんですね。笛は村上幸吉師匠です。
さて、壁塗り甚句ということでしたが、甚句踊ではなく百姓踊の囃子にのせて壁塗りを面白おかしく演じるという内容でした。
壁塗り甚句は福島や秋田方面にもありますが、道具を持ってリアルに所作をするのは珍しいのでは無いでしょうか。
鹿合では昭和25年頃、地区の演芸会で演じていたものを今回再現したとのこと。
昔は農家の土壁を集落の結っこで行い、その代金は炭焼きをした賃金で支払ったということです。
壁塗り甚句の順は
練り鉢運びが土壁の材料を練る鉢8(舟?)を運んで来ます
天秤に土を入れた桶を担いで練り鉢に投げ込みます
次に土を練る水を運んできて土にかけます
続いて壁土を練ります
次にツバクロ(土を跳ね上げる役)が出て、壁塗り役に土を放り投げます
最後に壁塗り役が見事壁を塗り上げてめでたしめでたしと相成ります。
壁塗り踊り 初めて見ました。 大変楽しかったです、これなら宴会も大盛り上がり間違いなし。
動画でどうぞ
