外舘鹿踊「松島」@下有住月山神社式年祭
さて本日は、下有住月山神社式年祭から外舘鹿踊で松島です。
由来について
当初は中上踊りと言われていたもの。口伝では宝暦9年ごろに字二反田、中村屋敷の甚内に伝授され、その後天明年間に字十文字の平治、幾松、宇作、藤吉と伝授される。明治42年に中断し、昭和34年に再興する。昭和39年に中上集落と十文字集落の中間にある外舘城址にちなんで外舘鹿踊と改称する。
主な演目は、礼庭、長引き、メジシ取り、かかし踊り、回向廻り、鉄砲踊り、引き端など。
装束について、前幕は井桁に九曜紋で、側には日の丸扇に九曜紋と竹に雀、前袴は地車に二引きだが中立ちと雌鹿は地車に波模様となる。
中立の流しは山口派にある和歌で「陸奥能信夫牡鹿農女鹿廼郷 声遠曽呂邉天遊婦志嘉可裳 (みちのくのしのぶおじかの女鹿の里 声をそろえて遊ぶ鹿かも)と蓮華文
側鹿の流しは山姥金時である。
二人狂い
三人狂い
昔は三人狂いを松島狂いと呼んだが昭和34年の復興以後は松島と改称したということ。
動画でどうぞ
