上有住の権現舞「神社奉納と神輿供奉」@住田町五葉山神社四年祭
さて本日からは、住田町五葉山神社四年祭のリポートとなります。トップバッターは上有住の権現舞で神社奉納と神輿供奉です。
住田町五葉山神社の四年祭は、住田町上有住に鎮座する五葉山神社の祭りで、神輿渡御や供奉する芸能、手踊りなどが出て、山産業が華やかだった時代を今に伝えるような祭りです。
五葉山神社の奥宮は霊峰・五葉山の山頂にあり、大同2年(807)に征夷大将軍・坂上田村麻呂が代々の国主と国家の安泰、武運長久の祈願所として建立したと伝えられ、里宮は明治5年(1872年)に村社となり、祭りは五穀豊穣に感謝をし、家内安全などを祈願し4年に一度催されている。
上有住の権現舞は、隣接する気仙地方のものが伝播したと思われ、囃子や舞い方等は相似形をとっていました。
権現舞奉納の前に権現様にお神酒を捧げます。
この日五葉神社に奉納した権現舞は三つで、それぞれに特徴がありました。
神輿に権現舞がつくのは、ここ住田が境界と思われます。
これより西は内陸型の芸能地帯となりますので、正にここは芸能の坩堝といえます。
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