保柳子供神楽愛好会「八幡舞」@これはりの里神楽伝承まつり
さて本日は、これはりの里神楽伝承まつりから保柳子供神楽愛好会で八幡舞です。
保柳神楽の由来について定本から
「明治の始め頃、南部から来た三太藤助と言う者が斉下部落に住みつき、藁工品の筵織りを指導した。
三太は南部神楽の舞人でもあった。その頃地元保柳神楽を伝えていた千葉情四郎、青砥宗五郎、菅原藤助等が三太の弟子になり、本格的な南部神楽を学んだ。
斉藤一郎が庭元となり保柳神楽を復興した。
明治末期、千葉平之丞の時代、迫神楽をも取り入れ、一二柏子の太鼓、鉦の囃子も一層親しみ易いものになった。」
とあります。
西古川小学校の郷土学習の一環として、子供神楽愛好会の中での指導を35年程前から行ってきたということです。
由来に迫の神楽を取り入れたとあったように、舞の型や太鼓拍子は登米地方の神楽と同じです。
保柳神楽は本来は南部藩領の山伏神楽が根底にあるので、以外な感じもします。
この日は小学生の舞だったので、途中の言い立ても省略されていましたが、大人の八幡舞では胴取と舞手自身が八幡神の本地を言い立てています。
参考までに大人の八幡舞は過去の自ブログにて ⇒ 保柳神楽八幡舞 平成25年3月20日 南部神楽上演会in東北歴博
子どもたちのも一生懸命で良かったです。
動画でどうぞ
