達谷窟毘沙門神楽「岩戸入」@平泉神楽祭
さて本日は、平泉神楽祭から達谷窟毘沙門神楽で岩戸入です。
達谷窟毘沙門神楽さんの由来について定本より
「今から二三○年ほど前に始められたと言い伝えがあるが資料はない。
明治初期、水沢市北下幅神楽と、大正初期水沢市瀬台野神楽を指導し交流がなされている。
現在の神楽は、昭和四八年、平泉町平泉字上窟の阿部幸吉師匠の指導により復活したものである。
古い庭元のことは不明であるが、現在照井幸男が代表者となり世話している。」
とありますが、現代表は照井幸子氏であります。
ここの神楽組は文字通り平泉の達谷窟毘沙門堂 別當達谷西光寺に奉仕する神楽として有名であります。
毘沙門堂での例祭には必ず窟内で御神楽を奉納しています。
赤の荒形面をつけた道案内の神 猿田彦命です。
弟神素戔嗚尊の狼藉を受けて天の岩戸に籠ろうとした天照皇大神
そして弟の月読命
月読命 「そこもとにおわす御神は、見れば老体の神と見受けしが、年はいくつにござ候よう」
猿田彦神 「應 年を重ねること19万8千歳にてござ候!」
という訳で、岐の神=猿田彦神の導きによって、天照大神が岩戸入りするのでした。
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