和田神楽 岩戸開の舞 @第34回江刺神楽大会
て本日は、第34回江刺神楽大会から和田神楽さんで岩戸開の舞です。
和田神楽さんの由来については定本より
「昭和七年、江刺郡田原村川内神楽の師匠菊地庄右エ門師匠他六名の師匠の指導にて、和田神楽を創設した。
二代庭元及川弘二、三代及川喜三郎、四代菊地輝雄、五代菅原真悦、佐藤卯三郎は六代目である。
昭和五六年、和田神楽創立五○周年記念式典を行っている。」
とありますが、現在の代表は佐藤隆司さんです。そして、和田神楽は小川原流和田神楽と称していますが、この小川原流というのは元になった瀬台野神楽の明治初年代の神楽師匠である小河原房松からとったものという。
岩戸開き舞の幕奏上です
〽 天岩戸押し開くれいや祓えさんよう
天児屋根命が出て重々しく一舞いたしますと、御神楽の由来を説きます。
次に太玉命が出て一巡りし、天児屋根命の呼びかけに応じて御神楽を舞います。
次に天宇受売命も出てともに御神楽を舞い、天照皇大神が岩戸を開けるようにと賑やかに舞い踊ります。
そこへ、姉の天照皇大神を怒らせた張本人の素戔嗚尊が出てきます。
〽 おう自らは天孫降臨天津素戔嗚尊なり、然るに彼の岩屋をこわさんやのう
これに対してそれを阻止すべく手力男命が出てきます。
〽 おう如何に神達計らいて候、神に罪をなす、根の国の祓えということの神計らいにはからいて、もの申さんやのう
と戦いになります。
手力男命が素戔嗚尊を追い払い、晴れて岩戸を開くと天照皇大神が出現します。
豊葦原瑞穂国がめでたく照り輝いたことを祝ぎ千代の御神楽崩し舞で舞い納めます。
動画でどうぞ
