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2018.07.03 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

小田代神楽 御神楽 @ 第34回江刺神楽大会

さて本日は、第34回江刺神楽大会から小田代神楽さんで御神楽です。

その前に、小田代神楽さんの由来について定本より。

「明治二八年一○月、部落の氏神五十瀬神社に神楽を奉納するため、氏子総代の植田喜作が庭元となり、羽田の鴬沢神楽から師匠を招き指導を受け、小田代神楽を創設した。
 初代庭元植田喜作、二代及川春治、三代及川清志四郎、四代~五代及川篤男である。」
とあります。初代の植田喜作が指導を受けたのは菅原金之丞とあるが、金之丞は千葉栄佐衛門とともに瀬台野神楽を立ち上げた人物であり、後年田原の蟹沢に婿入りして蟹沢神楽を創設し、周辺の地域にも神楽指導をした。

そして現在の第六代目庭元は及川章さんです。



さて、御神楽です。
小田代神楽さんは瀬台野系の南部神楽なので、御神楽装束は千早に袴が通常の装束です。

がしかし、今回は見てのとおり早池峰系の黒振袖での舞となりました。
鳥兜も同様に早池峰系のもので揃えています。
会長さんのエンターテインメントとでも申しましょうか。

017IMG_3576.jpg

ちなみにこの二人の舞手は高校生です。
上の舞手はいつもの舞の名手ですが、下の舞手はこの2月から神楽を始めて、この日が初舞台ということでした。

031IMG_3593.jpg

ということで、大変画期的な御神楽、鶏舞でしたが、この二人の舞手のこれからも大変楽しみです。
次は二人での八幡舞を希望します。

032IMG_3594.jpg

動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2018.07.03 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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