阿久戸神楽 安倍保名搦め捕らわれの場@ 第14回神楽共演石越大会
さて本日は第14回神楽共演石越大会から阿久戸神楽さんで 安倍保名搦め捕らわれの場です。
その前に阿久戸神楽さんの由来について
「明治中期、佐藤宗治が庭元となり南部神楽系城生野神楽の小野寺直師匠より神楽を伝授され、堀口神楽を創設した。戦時中一時中断したが、昭和四九年一二月有志により復活し、阿久戸神楽と改称した。
初代庭元佐藤宗治、現在の庭元佐藤錦は五代目である。」
とあります。現在の代表は村山栄利さんです。
信田明神に参詣した安倍保名が祝宴の幔幕を張っていると一匹の白狐が助けを請うて飛び込んできたところを助けます。
そこへ白狐を追ってきた石川悪右衛門が幕前で大音声で呼ばわり、白狐は逃げ込まなんだか、おれば早々にここへ差し出せと何度も問い詰めます。
しかし保名が知らぬ存ぜぬを通すと業を煮やして悪右衛門は保名を縛り上げます。
そこへ、一命を助けられた白狐が来盤上人に化身して石川悪右衛門を説教し、保名を解き放てと諭します。
葛の葉变化の来盤上人が自由の身になった保名に対して自らの本性を語り始めます。
石川悪右衛門との戦で全身に傷を負ってしまったことを恥じて、保名がその傷を癒すために巌の滝へと向かう場面です。
動画でどうぞ
