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2018.06.10 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

本寺地区神楽 鶏舞@ 2018GEINO女子交流会

さて本日は2018GEINO女子交流会から本寺地区神楽で鶏舞です。

この本寺地区神楽という団体は、今年の3月末までは「本寺中学校卒業生による 鶏舞を愛する会」という名称で活動してきました。
学校統合により本寺中学校が閉校となり、新たな形で本寺中学校の鶏舞を継承していくということで再スタートということだと思います。

胴取は佐藤勲さんです。


詳細については当日パンフレットより

「本寺地区神楽は、一関市の本寺地区にある3団体の神楽の演目「鶏舞」を組み合わせてつくられた本寺中学校鶏舞を舞う新たな神楽組です。
一関市立本寺中学校で数十年にわたって地域の子どもたちに継承されてきましたが、、昨年度で同校が閉校したため、愛着のある鶏舞を継承したいと卒業生有志が中心になって今年度新たな団体として活動を始めました。
鶏舞は、岩手具南から宮城県北の広い範囲で伝承されている「南部神楽」の演目で基本の舞と言われています。
南部神楽は、山伏修験が専業としていた法印神楽が明治の修験道廃止によつて農民に引き継がれ奥浄瑠璃や源平物語を題材にセリフを加えた劇風な神楽として地域によみがえり人気を博して広範囲に伝承されました。
地域の祭礼行事には神楽が欠かせないことから南部神楽も神事に携わり基本の舞で有る鶏舞、三番叟、山の神など奉納しています。
本寺地区神楽は、始まったばかりですが、地域の行事や依頼に積極的に参加して活躍しています。その他に写真展やワークショップを行うなど、演舞以外の普及活動にも力を入れています。」
ということです。

昨年11月の鶏舞の会立ち上げの様子はこちらで⇒本寺中学校卒業生による 鶏舞を愛する会 @ カグラメグル 鶏舞づくし

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本寺地区神楽は、本寺中生や卒業生ら10~70代の18人で発足。愛する会は、在学中に本寺中学校神楽を踊った卒業生が対象だったが、本寺地区神楽には誰でも加われるようになったということ。
また、演舞以外にも昨夏の錫杖作りに続いて、鳥兜を直すワークショップも計画しているという。

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これからも、今までの枠にとらわれない新しい鶏舞継承の姿を見ることができそうです。

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動画でどうぞ


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2018.06.10 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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