末角神楽 水神舞 @ 小国分館開所式神楽共演会
さて本日は、宮古市川井で開催されました小国分館開所式神楽共演会から末角神楽で水神舞です。
ところで下の面は末角神楽が保持している面です、岳・大償と共通している感じです。
かなり古そうですが、いかにも山伏神楽といった風情です。
水神舞で使用されているのは「おうず」という面のようです。
(画像は「川井村の神楽」から)
舞のはじめは片袖に両手を入れて舞う早池峰系によく見られる型ですが、雅の中にも神さびた印象です。
龍神が出て、我は日本六十余州の龍神の総王である屏風が岡の大王たり。音無川の水源に眷属を集めて人間に祟りなさんとします。
後腰に幣束を挿しています。
末角神楽では、「九字の手」といい舞手が薬指と親指を重ね、他の指を伸ばす手形を重要視しているようです。
これに対して、八百万の神たちが七日七夜毎遊び、日本中の清水、滝を絶えさせた。
水が無くては困ったと龍神は人間を守ることを誓い、それより水神となって日本中の水の恵みを司ったという。
世の中がうまく治まったことを祝ぎ、御神楽舞で舞納めます。
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