沢田神楽 剣舞い、権現舞 @ 第42回二戸地区郷土芸能発表会
さて本日は平成27年開催の第42回二戸地区郷土芸能発表会から軽米町の沢田神楽で剣舞いと、権現舞です。
沢田神楽は平成元年12日1日に町指定無形文化財となった山伏神楽です。
由来について
「昭和5年、円子の蛇口地区より師匠を迎え、沢田神楽は誕生した。山伏神楽は修験山伏たちが地元の神社に奉納してきた神楽で、沢田神楽は軽米八幡宮宮司の家に伝わる「金剛院流」の系統をくむといわれ、その系統は九戸村江刺家などに伝わっているといわれています。自然の恵みに感謝すると共に、民衆の願いである社会安静、無病息災、五穀豊穣、悪魔退散を祈願するものとして伝えられている。現在は小軽米小学校・中学校の児童生徒にも伝承活動を行っている。」ということです。
また、軽米の松本院大澤音松は明治の初期、江刺家村の神楽太夫、道地岩松家で神楽を習い村の人たちに教え八坂神社の氏子を巡った。その中の車門に住む日山亀吉は小軽米沢田、山田家の婿養子に入り田中善蔵、田中又蔵に神楽を教えて沢田神楽が始まり沢田神楽は蛇口、円子からも神楽師を頼んで月山神社の氏子を巡ったということです。
剣舞は、修験者の祈祷の様子、剣を持って悪魔・病魔を祓う様子を舞ったものといわれている。
次に権現舞。安泰五穀豊穣などを祈祷する舞です。
この日は平成12年度沢田神楽から指導を受けている小軽米小学校の子どもたちによる上演でした。一斉歯打ちが爽快です。
くねりです。
頭をかんでもらうと災難、病魔を祓うことができるといわれますが、、この日は門打ち風に上演されました。
ご利益を沢山いただいた気がする豪快な歯打ちでした。
動画でどうぞ
