二子鬼剣舞 一番庭の狂い、三人加護 @ 北上市 鬼の館
さて本日は、北上市鬼の館で行われました二子鬼剣舞さん公演から一番庭の狂いと、三人加護です。
一番庭の狂いは「扇合わせ」とも称して二人一組に扇を採って踊るもので、振込や念仏が略され踊り手の人数も8人の制約が無いものです。
前段の華やかな扇舞と後半の素手での勇壮な踊りが特徴です。
次に三人加護ですが、これは滑田系の鬼剣舞にだけ伝わる演目です。
最初に二人が出て力強く反閇を踏みしめ、扇を採って踊ります。
途中から笛の調子が変わり、白面の鬼が入ります。
幣束を持つことや神楽拍子で踊るという特徴があり、大変見応えのある演目となっています。
二子鬼剣舞さんが昭和29年に全日本民舞踊大会において優勝した際も、この三人加護でということです。
それ故に三人加護は二子鬼剣舞さんにとって大切な演目ということです。
今年度の鬼の館公演は次のとおりです。皆さんお出かけください。
動画でどうぞ。
