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2018.04.10 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

和賀大乗神楽 上狂言「宝狂言」 @ 第18回慶昌寺神楽公演

さて本日は第18回慶昌寺神楽公演から和賀大乗神楽さんの宝狂言です

大乗神楽の狂言には上狂言と下狂言があるということです。
上狂言というのは旦那とサンパ(冠者)との掛け合いで演ずるものをいい、旦那狂言とも呼ぶ。
下狂言というのは芸の入る狂言と呼ぶということのようです。

侍の持多徳兵が殿様に献上する珍しい宝物を捜しに家来(冠者)に350両渡して仕入れに行かせるところから話は始まります。




家来は、持ったこともない大金を携えて賑わう町場へと出かけますが、宝捜しどころか酒食の楽しい場に耽って散財をしてしまいます。
されども旦那殿に宝を持ち帰らなければならず、あれこれの宝物をひねり出すのでしたt。

089IMG_1981.jpg

帰ってきた家来は、旅の面白い話を主人にしながら買ってきた宝物をみせます。単なる笛を平敦盛の青葉の笛と偽り、五色の音色が出ると言いながら奏でません。

091IMG_1983.jpg

さらに普通の菅笠を「かくれ笠」と偽り主人を騙すという筋書きで面白おかしいやりとりで進行します。

そして最後は・・・動画でご確認ください。

092IMG_1985.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2018.04.10 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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