天狗田代々神楽 鳥舞 @ 第11回祀りの賑い
さて本日は、第11回祀りの賑いから招待神楽です。
一関市大東町沖田の天狗田神楽さんで鳥舞です。
その前に天狗田代々神楽さんの由来について定本より
「天狗田代々神楽は水山流という。先代は田河津村高金の佐藤金治郎先生、二代は奥玉村の藤野金作、藤野為定両先生の指導を受けた。
大正一四年、奥玉立石の及川卯吉が木材運搬の為天狗田に働きに来た。及川卯吉は田河津高金の神楽の大先生である佐藤金治郎師匠の名代(弟子)であった。
こうしたことから及川卯吉師匠とその弟子及川正、渡辺弘等の昭和六年、西磐井厳美村水山神楽との交流もあり、水山流神代
皇代御神楽系演誼本もある。初代庭元小山辰治、二代小山綾之助、三代小山綾一、四代小山滑男、五代熊谷平に受け継がれてきた。」
ということです。
しかしながら、4年ほど前に神楽組のメンバーが相次いて亡くなったことから活動が休止状態となっていたが、2015年に一関市教育委員会の調査をきっかけに高校生メンバーを加えて復活した。
代表の菊池一美さんです。
胴取りさんとは直会でお話しましたが、ドラムもやっているそうです。
舞手は高校生達ですが、間もなくそれぞれの道に進むため故郷を離れるということです。
2年前の復活上演の際にも見に行きましたが、その時と比べ物にならないくらい鳥舞の出来が良かったです。
本当に惜しいですが、神社の祭りなどには戻ってきて神楽をしてほしいです。
天狗田代々神楽の鳥舞は、佐藤金次郎の流れを汲むというだけあって、古風な祈祷舞の所作が残っています。
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動画でどうぞ。
