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2018.02.14 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ民俗

大畑平庭田植保存会 雪中田植え @ 第29回全日本農はだてのつどい

さて本日は、全日本農はだてのつどいから大畑平庭田植保存会によります雪中田植えです。

「岩手の小正月行事調査報告書」によれば、胆沢地方の農はだては、旧暦1月10日に契約労働者が主家に行き、次の日の農はだてに使う藁を打つ。11日に農はだてのつどい作業として常人(一人前として認められる人)が田掻き縄二本、モドツ二本、馬の腹帯一本、草刈束ね縄18本、荷縄1本を綯う。
女は馬の寝藁の束六把を飼馬の数だけ頭に乗せて田に運ぶといった農作業の始まりをする。



また、1月15日の小正月には豊作の予祝行事として田植えのマネをした

庭の一隅に縄を張って田の型を作り、田の神を祭り稲藁を苗に見立てて雪の田に植えていく。


〽 ハアー 苗代の上で鳩が鳴く 泣く出でないなや 長者になれとさえずる 
   ハアー 十七はナアー 柳の下で芹を摘む 芹摘めば柳が溶けて流れる
   
031IMG_0984.jpg

動画でどうぞ。


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2018.02.14 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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