駒堂神楽 信田ヶ森巡回の場 @ 第38回尾松地区神楽鑑賞会
さて本日は、第38回尾松地区神楽鑑賞会から駒堂神楽さんで信田ヶ森巡回の場です。
駒堂神楽さんの由来は定本から
「昭和五五年九月、鈴木九男が庭元となり同町文字の千葉徳市師匠を招き、部落有志の人達に神楽の指導を行い、文字駒堂神楽を創設し現在に至る。
初代庭元鈴木九男である。」
とありますが、現在の代表は菅原金雄さんです。
さて演目は安倍保名にまつわる物語ですが、通常南部神楽では石川悪右衛門が白狐の生き肝を取るために保名と騒動を起こす物語ですが、この演目はその前の場面です。
泉州信田郡を領地に賜った矢田部の判官が領内の地所検分に行き、信田が里で村長に案内をさせて見回ると、山中に祠があった。
矢田部判官貞国です。
配下の似合十郎です。
谷田部判官が村長に尋ねると、信田の森に白狐が神様として祀られているという。
これを聞き、不審に思い家臣の似合十郎に確かめに行かせると信田の稲荷明神に古狐がいました。
矢田部判官は似合十郎に白狐が保持する宝玉を取れと命じます。
似合十郎は稲荷明神の御堂に火をつけて白狐を追い払い宝玉を手に入れます。
動画でどうぞ。
