羽山神楽 山の神舞 @ 羽山神楽初舞
さて本日は、羽山神楽初舞から羽山神楽さんで山の神舞です。
舞手はこの日大活躍した若手です。
羽山神楽さんの山の神の面は岳と同様の吽面です。
白い千早は、冬の山に積もる雪を表して、春先に里へ山の神が降りて来る様を表現している。
折敷に持った米を摘んで播く所作は、稲作の豊穣を予祝します。
ついでにお客席へ菓子も撒いてサービスしました。
次いで、六三を踏むと千早を脱いで里の神になり、抜刀して舞います。
前半部の厳かな祈祷の舞が終わると鳥兜と面を外して後半の激しい祈祷舞となります。
幕内から舎文がかかる
〽 サンヤア おもしろし 山の神の由来を詳しく尋ぬるに 山祇の命とは自らがこと
山の神は山伏神楽では最も大事にされている演目であるとともに、最高の祈祷舞と位置づけられていることが多い。
約30分の熱演でした。
動画でどうぞ。
