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2017.12.18 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

奥山行山流内ノ目鹿踊 「礼庭」 @ 江刺民俗芸能フェスティバル2017

さて本日は、江刺民俗芸能フェスティバル2017から、奥山行山流内ノ目鹿踊で礼庭です。


奥山行山流内ノ目鹿踊の由来について「江刺の芸能」他より

「明治14年(1881)、東磐井郡東山前田野村、佐々木新左衛門、菊池源右衛門らの指南により、玉里村角掛の後藤養之助ほかに伝授され、後藤養之助が初代庭元となり、奥山行山流内ノ目鹿踊として創始された。
以来、二代庭元養之助、三代四代千代吉、五代六代梅吉と踊り継がれた。
戦前戦後の二十年程は中断されていたが、昭和37年8月に庭元当主後藤次雄、世話人菅野守治両氏の提唱によって第六代踊り手の後藤次雄、及川庄治、後藤幸行、後藤慶一の諸氏を師匠として第七代目として再興した。
平成23年に活動休止していたが今回の公演が活動再開となる」

ということです。現在の代表は佐藤雅夫さんです。



前田野からの伝授ということで、行山流山口派の系統ということになるかと思いますので、中立の流しには「陸奥濃信夫牡鹿能牝鹿乃里聲遠曽呂邊天遊婦鹿加毛』(みちのくのしのぶおじかのめじかのさとこえをそろえてあそぶしかかも)」とあります。
絵は菊慈童です。

IMG_9635.jpg

側鹿の流し絵は山姥に金時が描かれています。

IMG_9637.jpg

この辺は、行山といった感じです。
IMG_9639.jpg

しばし中立の一人踊りがあり、その後に四人での狂いがあります。

この日はメンバーが一人欠けていたようですが、何より再興できたことは喜ばしいことです。

IMG_9643.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2017.12.18 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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