神輿潮垢離と 赤浜弁天虎舞 平成29年10月15日 赤浜八幡例祭 お盛
さて本日は、平成29年10月8日に行われました大槌町赤浜鎮座の赤浜八幡例祭です。
東日本大震災で大きな被害を受けた大槌町赤浜地区ですが、毎年盛大に例祭を行ってきましたが、今年は特に「お盛り」と称して神輿巡幸を伴っての祭りとなりましたので取材に馳せ参じた次第。
赤浜八幡神社から望む蓬莱島(ひょっこりひょうたん島)
浜の祭りには定番の神輿の潮垢離です。
神輿に供奉する虎舞が囃し立てるので、10月の冷たい海でも若衆が勇んで海に入り神輿を担いで囃し立てます。
これぞ浜の秋祭りです!
さて、もとに戻ってここ赤浜八幡宮を産土とする陸中弁天虎舞の奉納です。
ここの虎舞の由来について「大槌町の郷土芸能」から抜粋
昭和49年秋、郷土芸能の発展の気概に燃え、地元の若者十数人を集め、岡本大作氏(現、陸中弁天虎舞 宗家)によつて「赤浜虎舞」が結成されました。
昭和56年夏、井上ひさし氏が『吉里吉里人』を著し、吉里吉里善兵衛の歴史と虎舞の郷土芸能に光を当てることとなりました。
周年、独立の気概に燃える大槌「吉里吉里国」の若人達によつて、大槌湾の真中にぽっかりと浮かぶ島、蓬来島「ひよっこりひょうたん島」に祭られる弁天神社に、和藤内の大神宮のお礼と吉里吉里善兵衛ゆかりの品が納められ、これを機に、陸中弁天虎舞と改名することとなりました。
蓬来島で踊る虎舞は、岩場から大海原を背景にダイナミックで躍動感にあふれ、まさに勇壮であります。
現在は会員も百人を超え、全国にその名を知られ、陸中弁天虎舞、二代目酔虎会(会長阿部富二男)として地元をはじめ各地で活躍しております。
踊りの種類は、散らし(前奏曲)、矢車(遊び虎)、はね虎、笹喰み、がある。
元は赤浜虎舞と言い気の荒い虎舞っていう印象があった。
威勢のいい囃子と掛け声
虎はどこだ オッセイオッセイ
弁天虎舞跳ね虎舞 一杯飲まねば気がすまね
鍋釜売っても 良い嬶持たんせ
一生の花だよ 大漁萬作商売繁盛で
オーオーオーハー ヨイヤサー
トゥトゥトゥトー 虎はどこだ
動画でどうぞ。
