中須賀太神楽 駅前御旅所に舞う @ 小鎚神社例大祭
さて、本日は、大槌町の小鎚神社例大祭から中須賀太神楽です。
って、本題に入る前にブログ主の世迷い言です。
今から30年程前に大槌に4年間住んでいたった。
仕事とはいえ、独身寮みたいなアパートに住んでいたので、毎週土曜日の夜ともなると、同じくアパート住民で集まって酒やツマミを持ち寄っての話しかだり。
そして1次会が終われば、安渡橋を歩いて渡って大町だの須賀町だのの飲み屋に突撃したもんでした。
そんな中で、大槌駅前通りはパラダイスで、平時ははしご酒をする場所、祭りの日には虎舞が舞い込んでくるという賑やかな世界が広がってだず。
震災以降は更地だらけの大槌の「まぢ」だったけんと、今年はようやく「屋敷」のある町になってきたことが、うれしくもまぶしい。
そんな中を、これまた震災以来初めて小鎚神社の神輿が巡幸をして、グルグルと荒ぶる神様を載せてました。
と、ようやく中須賀太神楽の由来について「大槌町郷土芸能」より
大神楽の権現が製作された年代は正確確には不明ですが、屋号長兵エ屋、菊池長兵エ氏(三代目)の時代、回船間屋を営んでいた頃(推定)1,730年頃に製作され家宝として拝まれておりましたが田中家(八代目|)兵作は大槌代官所の依頼にて奥州盛岡国を代表し豊作祈願として伊勢皇大神宮内宮拝殿において相馬流四本固めの舞を奉納。時に天保14年4月朔日であります。
その後大槌代官所より部落民に時を知らせる太鼓を受け中若組火消鳶連中が主体となって大神楽の組織をつくり江戸時代末期より今日に至っている。
尚、昭和7年、権現二頭を元中須賀の住人、大工棟梁三浦栄太郎氏が製作し現在は三頭権現となっている。」
四本固め(四方固め)は神前に奉納する舞で、東西南北の四辺に悪魔がいることを想定して、その悪魔を追い出し、最後に剣をもって切り払い、退治することを現している。
大槌の祭りの芸能につきものの甚句踊り
動画でどうぞ。
