大森神楽 宝剣納め @ 第57回北辰神社神楽大会
さて本日は、第57回北辰神社神楽大会から大森神楽さんで宝剣納めから取り返しまでです。
大森神楽さんの由来は「大森神楽保存会HP」より⇒こちらを参照してください
「大森神楽は、1970年(昭和45年)7月、当時の衣川村立衣川小学校大森分校教諭佐々木久雄(直木賞作家(故)三好京三)氏と当時村の教育長で大原神楽の師匠(故)小坂盛雄氏が中心となり、分校の児童に神楽を伝授したのが始まりです。その後学校教育とかかわり合いながら活動し、児童全員に踊り伝えられてきました。1998年(平成10年)3月に大森分校が閉校となり、保存会として再スタート。一関市山谷から伝わる三輪流の流れを継承し、南部神楽の一団体として活動しています。」
ということなそうですが、現在の代表は佐藤吉訓さんです。
今年の北辰神社神楽大会の優勝になりました。
素戔嗚尊が八俣の大蛇退治により手に入れた宝剣「天叢雲剣」を熱田神宮に奉納にきます。
力みの十分に籠もった責め舞です。
続いて磐長姫変化の登場ですが幕だし唄が掛かります
〽 センヤー 熱田の宮へと急ぎ行く ヨヨサー ヨヨサー
山の端舞の胴拍子に乗って磐長姫に身を変えた悪鬼が舞い出ます。
宝剣納めの最重要演出の部分です
磐長姫変化が、身を変えて宝剣を盗み取ろうとしましたが、天照皇大神の宝鏡に己の醜い姿が映ったことに気づき、宝剣を盗み取って海の底へと逃げてゆきます。
時は移り、日本武尊が熱田神宮に参拝すると素戔嗚尊が納めたはずの宝剣が無いことに気づき、定めし悪鬼の仕業に違いないと悟り、悪鬼を追い詰めに急ぎます。
磐長姫变化と日本武尊の戦です。
ここで演じているのは父と息子です。
そして宝剣を奪い返します。
動画でどうぞ。
