白浜神楽 安倍保名捕らわる @ 第57回北辰神社神楽大会
さて本日は、第57回北辰神社神楽大会から白浜神楽さんで安倍保名捕らわるです。
その前に、白浜神楽さんの由来について定本より
「昭和45年1月、栗原善三が庭元となり、宮城県栗原郡栗駒町、栗駒神楽佐藤佐吉師匠と花泉町大門神楽の菅原誠師匠の指導のもとに、白浜神楽を創設した。
初代庭元栗原善三で現在に至っている。」
とありますが、現在の代表は千葉良夫さんです。
さて、演目のタイトルはちょっと変わっていますが、安倍の保名捕らわれの場です。
泉州信田明神に参詣した安倍保名が祝宴の幔幕を張っていると一匹の白狐が助けを請うて飛び込んできたので、心優しい保名は狐を自陣の幔幕の内に隠します。
するとそこへ石川悪右衛門が狐を追ってきて、白狐の行方を尋ねますが、それに応じない保名に対して縄を掛け、あくまで白狐を出せと迫ります.
事の始終を見ていた白狐は、来盤上人に身を替えて悪右衛門を諭して保名を解放させます。
来磐上人は、我は先程命を助けてもらった白狐なり。恩返しに保名様をお助けしましたと打ち明けて信太の森へと帰ります。
石川悪右衛門との戦で全身に傷を負ってしまったことを恥じて、保名がその傷を癒すために巌の滝へと向かう場面です。
動画でどうぞ。
