鴨沢念仏剣舞 @みちのく盂蘭盆まつり
さて、本日は奥州市江刺区で毎年開催されています「みちのく盂蘭盆まつり」から鴨沢念仏剣舞について
みちのく盂蘭盆まつりは8月15日と16日に江刺区中心街の川原町、中町、南大通りを中心に行われ、初日の15日に行われるのが「郷土芸能商店街巡演」です。
今年の出演団体は原体剣舞、鴨沢念仏剣舞、片岡念仏剣舞、奥山行山流増沢鹿踊、行山流久田鹿踊、奥山行上流餅田鹿踊でした。
夕方の5時に川原町駐車場に設営された祭り広場に集結し、念仏剣舞団体が合同で回向を上げてから各会場へ移動する。
ということで、本日は鴨沢念仏剣舞について
由来は「江刺の芸能」より
「大同元年、羽黒山善光院中慶により創められ伝わったものを、弘化元年(1844)下衣川村の佐藤城五から、古堂屋敷後藤準内が伝授したが鴨沢念仏剣舞のはじめで、それから現在まで連綿として引き継いでいる。」
ということです。
江刺の念仏剣舞は、太鼓と笛と鉦とささらの囃子に鳥毛采をつけた子供たちが踊るのが大方のスタイルです。
継承の流れは、伊手方面を発祥とするものと、北上の口内、金ケ崎の三ケ尻から伝わったもの等があります。
舞手は、踊りの中心的役割をする先躍と舞手(六人狂)で構成されます。
三人狂です
最後に、念仏剣舞をあげた家から御花が渡されると、仏前の礼舞をあげる。
例年8月14日は午後5時から地元の大徳寺で供養踊りを行っているということです。
動画でどうぞ。
