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2017.09.06 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

土渕しし踊り @ 土渕まつり

さて本日は、8月20日に開催されました遠野市の土渕まつりから土渕しし踊りです。

由来については遠野文化研究センター刊「遠野の郷土芸能」より

「江戸時代末頃から伝承。はじめ駒木鹿子踊りの系統を伝えていたが、いつの頃からか、附馬牛町張山から師匠を招いて教えられ、現在では張山しし踊りの系統である。文化13年に書かれた鹿踊濫觴巻が残されている」

ということです。



この日は様々な行事が重なっていたらしくて大人も子供も人数が揃わなかったものの、地元のしし踊りということで、沢山の声援がかかっていました。
やはり遠野の風景にはカンナガラ獅子がよく似合う。

柱がかり

S1220064.jpg

先の資料によれば、遠野市土渕町には江戸時代から土渕しし踊り、足荒川しし踊り、和野しし踊り(野崎・和野・山口・栃内)が伝承されていたという。
毎年常堅寺で踊りを競ったが、踊りの主体となる人々が次々と亡くなったので、現在では柏崎しし踊りだけが伝承されているということです。

S1220068.jpg

もうすぐ遠野祭りです。今年は馬場巡りでも見に行こうかな。

H29遠野まつり


動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2017.09.06 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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