2017.08.05 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

薬莱神社三輪流神楽 「洲棲楽」

さて本日は、薬莱神社三輪流神楽の篝火神楽から洲棲楽(すせいがく)です。

三人の太刀舞ですが、神楽秘伝鈔では、武甕槌尊と経津主尊の二神の舞と記されています。
原文を引用します

「両神葦原中つ国に垂迹し玉へ 四海泰平を祝する楽也。
 洲棲は則ち我が国に降臨垂迹の義也。
 洲は国也。棲は状也、又息也。

 装束は赤熊に縫結大口を着し、太刀を肩負出 二神共に同断

 先二方堅 護身法より折入寅まで如前
 次御神楽二方かかり 次もみ手
 次両神劔を持ち合い 七度つつくくる 但し一神は立ち一神は片膝立
 互いに替わるがわる立ち 替わるがわる片膝を居る
 次に立ち御正楽 大脇祓小脇祓にて引き込む」
とあります。



これは先に演じた「鹿島楽」では武甕槌尊と経津主尊の二人で太刀舞をしたのに対して、こちらは三人舞となっていますが、神楽秘伝鈔ではむしろ逆になっています。

IMG_5035.jpg

筋立てとしては、鹿島楽で大己貴命から国譲りを受け、その後に国を平けく鎮めて国造りした。その国造りの部分がこの洲棲なのだと思います。

IMG_5038.jpg

また、鹿島楽では二人で刀潜りをしましたが、洲棲楽では三人での刀潜りということで、山伏神楽でいえば龍殿と勢剣ということでしょうか。

IMG_5054.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2017.08.05 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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