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2017.07.29 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ諸芸

宮古市川井の御戸入り

さて本日は、大槌郷土芸能祭から特別出演で、宮古市の川井御戸入についてです。

由来については「川井村の郷土芸能調査報告書」等より

「大火で古文書等が消失し詳細は不明だが、鎌倉時代の閉伊氏12代の時代に創作されたと伝えられている。神社の開帳にあたり神前に祈りを捧げる儀式を飾るための踊りで、武者が城攻めをする様を表したとされる。
また、門馬早池峰神社にゆかりの門馬別当家に伝わる古文書によると、慶長3年(1598)に神社の行事の参列順序を記した中に御戸入先達者の名がある。」ということのようです。
現在は川井郷土芸能保存会によって伝承され、お盆の門打ちを中心に活動し、会の代表者は八木孝男さんです。

尚、旧川井村にはこの他に江繋と湯澤にも御戸入があり活動している。

旧川井村は大槌町とは土坂峠等を隔てて隣接しており、江戸時代は大槌に代官所が置かれていたことや、海産物の交易等で人や物産が盛んに往来していた。このこともあり、文化の交流も多く、神楽や獅子踊り等の芸能も共通している。



演目は通り、一番、二番、締めである。
通りは門打ちの家などに向かうときの道行の曲。
一番は「しょでぇきり(初出切り)」とも呼び、二番は二番切りとも言った。

庭入りは後ろ向きに太鼓2人と摺鉦2人が最初に舞い込む。
次に天狗と米撒きが続く。米撒きは途中で餅を撒くので会場内が大変賑わいます。

採物はバラ(竹刀)、刀、薙刀、鉞、棒、キギ(杵)、弓の7つで、それぞれ二人づつ踊ります。

また、昔は道化がついて、赤いサルのような装束だったということです。

踊りは激しく跳びはねる所作と、採物を打ち合う所作が繰り返されます。

IMG_4495.jpg
笛の調子は七頭舞をゆっくりにしたもののようです。

もともとの起こりは神楽のシットギ獅子のようですが、岩手県内では閉伊郡以北の沿岸部と岩手郡や二・九戸郡に七つ採物舞が多彩に伝承されていますので、それらを比較しながら鑑賞するのも楽しみです。

最後の締めでは、弓を持った二人が前にでて、大きく跳ね踊ります。

IMG_4504.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2017.07.29 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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