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2017.07.23 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

阿久戸神楽 御所の五郎丸、陣屋巡りの場 @ 第40回みちのく神楽大会

さて本日は、第40回みちのく神楽大会から阿久戸神楽さんで御所の五郎丸、陣屋巡りの場 です。

その前に阿久戸神楽さんの由来について

「明治中期、佐藤宗治が庭元となり南部神楽系城生野神楽の小野寺直師匠より神楽を伝授され、堀口神楽を創設した。戦時中一時中断したが、昭和四九年一二月有志により復活し、阿久戸神楽と改称した。
初代庭元佐藤宗治、現在の庭元佐藤錦は五代目である。」

とあります。現在の代表は村山栄利さんです。



建久四年(1193年)、源頼朝が催す富士の巻狩に実父・河津三郎の仇、工藤祐経も来ることを知り、曽我十郎祐成、五郎時致の兄弟は仇討ちを決意します。

IMG_4705.jpg

しかし、陣屋は折り悪く雨激しく、警戒も一段と巖しさを増し「一の木戸」「二の木戸」は無事に通り超えたが、「三の木戸」は祐経の重臣と宮形八郎重房が警固しています。
宮形八郎重房の厳しい改めで通れず、難渋します。

IMG_4710.jpg

しかし、御所の五郎丸の伴廻りに混じって無事に「三の本戸」を通り越え、更に御所の五郎丸より、各陣営の紋所を五郎丸殿に教えられ、仇敵の工藤祐経は庵に木瓜紋と確認します。

IMG_4714.jpg

最後は、ついに討ち入ることができる慶びを御神楽で表し幕入りとなります。

IMG_4715.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2017.07.23 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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