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2017.07.21 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

川北神楽 河津兄弟 養育依頼の場 @ 第40回みちのく神楽大会

さて、本日は第40回みちのく神楽大会から川北神楽さんで曽我物語より「養育依頼の場」です。

その前に川北神楽さんの由来について

「明治16年に、初代庭元佐藤福男が世話人となり、岩手県西磐井郡萩荘村達古袋神楽の佐藤春吉師匠を招き、部落の若者達に神楽の指導を行い、門出神楽を創設した。
大正初期、一迫町長崎高橋長右エ門師匠の指導を得、現在まで休むこともなく継続されて来た。
その後、昭和41年に一迫町民俗芸能無形文化財の指定を受けたことを契機に川北神楽保存会と名を改め現在に至る。」
現在の代表は佐藤勝さんです。




さて、河津三郎祐泰の遺児一万丸と箱王丸の養育を依頼に行くという場面です。

先日の一迫町あやめ神楽大会で上演されてから同じ配役で、一万丸は4歳の男の子が立派に演じていました。

IMG_4660.jpg

今は亡き河津三郎祐泰の子供たちの養育を託される相模の国の曽我太郎祐信です。

IMG_4663.jpg

二人の兄弟の母満江姫に頼まれて、元服まで預かり育てますが、二人が仇討ちを果たした後に養育した責任で連座させられるのではと狼狽しますが許されます。
本当にいい人だったんですね。

IMG_4672_20170721200618eaa.jpg

そして、二人の子を預かって河津三郎祐泰の菩提安堵を祈る曽我太郎祐信でした。

IMG_4678.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2017.07.21 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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