阿久戸神楽 曽我兄弟元服の場 @ 第30回あやめ祭り神楽大会
さて、本日は第30回あやめ祭り神楽大会から阿久戸神楽さんで曽我兄弟元服の場です。
その前に阿久戸神楽さんの由来について
「明治中期、佐藤宗治が庭元となり南部神楽系城生野神楽の小野寺直師匠より神楽を伝授され、堀口神楽を創設した。戦時中一時中断したが、昭和四九年一二月有志により復活し、阿久戸神楽と改称した。
初代庭元佐藤宗治、現在の庭元佐藤錦は五代目である。」
とあります。現在の代表は村山栄利さんです。
曽我太郎祐信は曽我兄弟の父親河津三郎祐泰が亡き後に後家となった満江御前が再婚した相手で、曽我兄弟の烏帽子親となって二人を養育し、やがて成長した兄弟の元服に立ち会うこととなる。
〽 月日の経つのは早いもの 流れる水より尚早し
兄である一萬丸(十郎祐成)は仇討ちを決心するが、一人では心許ないので箱根寺に預けられた箱王丸(五郎時致)を還俗するように願い出て許され、佑信のもとへやって来ます。
父の仇を取るのが武士の道と教えられ、富士の裾野の巻狩にと出向く場面です。
動画でどうぞ。
