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2017.07.06 | Comments(1) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

栗原神楽 河津三郎祐泰最期の場 @ 第30回あやめ祭り神楽大会

さて、本日は第30回あやめ祭り神楽大会から栗原神楽さんで河津三郎祐泰最期の場です。

栗原神楽さんの由来については定本より

「明治一二年三月三一日、栗原悦之助が神道事務局に神楽の届出し承認を得た文書がある。
岩手県萩荘村市野々の自鏡山山伏神楽の指導を得たといわれている。
大正時代に復活、中断した。昭和五年、栗原の佐藤正吉が指導し再興する。その弟子代表の佐藤左吉に引継がれ現在に至っている。初代庭元栗原悦之助が中断後を再興した。」とあります。

現在の代表者は佐藤敬さんです。



昨日の城生野神楽さんの続きで、工藤祐経が伊東祐親、河津三郎祐泰の命を狙うという場面です。

河津三郎祐泰です。

IMG_4173.jpg

工藤祐経の命を受けた八幡三郎行氏と大見小藤太成家は、伊豆の巻狩に出た親子を追って出陣します。

IMG_4176.jpg

八幡三郎は、河津三郎祐泰を富士の巻狩の帰路で待ち伏せし、遠矢に掛けて射殺します。

IMG_4180.jpg

祐泰の後を進んでいた、父祐親と弟祐清が駆けつけますが、既に虫の息。
父祐親は、「どうせ当たる矢なら、年老いた自分に当たれば良かったものを」と嘆きます。

IMG_4188.jpg

河津三郎祐泰は、今わの際に、最期の願いとして妻子の養育を頼み息を引き取ります。

IMG_4189.jpg

祐親は弟祐清に兄の亡骸を弔うように命じ、祐清が兄祐泰を背負って弔いに向かいます。

IMG_4195.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2017.07.06 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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