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2017.06.23 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

北下幅神楽 五代領 @駒形神社春季例祭

さて本日は、5月2日に奉斎されました陸中一宮駒形神社春季例祭の宵宮から北下幅神楽さんで五代領です。

さて演目の五大領は、春夏秋冬と季節の間の土用にまつわる物語です。

幕出し歌は

〽 五大領神の 使者を呼ぶべし 
   五大領神の 使者を呼ぶべし ほおいよさあ ほういよさあ




「我々の日本に四季の神様(春、夏、秋、冬)が三百六十日を納めていましたが、そこに太陽の神様八拾萬玉の尊より『春夏秋冬のみでは、万物の成長などあり得ない。太陽の恩恵を賜り初めて万別の成長があり得るのです』と意見を申し述べ、四季のうちから何日かを分け与えよと四季の神々に迫ります。

IMG_3182_201706232149234ba.jpg

しかし、四季の神々は、太陽の神様の意見を聞き入れず。
ついには、装束を改め太刀を抜いて激しい争いになりました。

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その時、月よりの使者「天御中主の尊(アメミナカヌシノミコト)」は『四季は、九拾日ずつあるが、その内より末から数えて十八日を土用として、太陽の神様に分け与えなさい』『そうすれば、十八日掛ける四季(春、夏、秋、冬)は、七十二日成り。すなわち、九拾日より十八日を引いて七十二日となす。』『よつて、各四季(春、夏、秋、冬)と土用ともに七十二日となるように、平等に分けなさい。』と仲裁に入り、平和な世に戻りました。
このことにより、地球五行の法則が誕生して、暦に反映したと言い伝えられている。

IMG_3196.jpg

動画でどうぞ。


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2017.06.23 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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