浮田神楽 三韓の舞 @ 舞初め
さて本日は、浮田神楽さんの舞初めから三韓の舞です。
三韓とは、現在の朝鮮半島南部、1世紀から5世紀にかけて任那と呼ばれていた地域です。
古代において、ここを舞台に戦が起こります。
ヤマトの国の大王(仲哀天皇の后 神功皇后)が覇権を主張するために出兵した地域です。
ですので、この三韓の舞はその物語を語り聞かせるシナリオとなっています。
幕出し唄 〽ヨーホー 神垣ヤー
神功皇后が鳥兜を被り、袖に両腕を通して一直に伸ばしながら舞います。
この舞い型は天照五穀等の女舞にも見られますが、神々しい中にも女性的な華やかな舞を見る感じがします。
そこへ神功皇后の詔勅に応じて武内宿禰が出ます。
そこへ三韓の民の象徴である道化面のものが出て、武内宿禰と闘いますがあっけなく退場
次にタイヤ鬼と呼ばれる神が武内宿禰の前に出現し闘いを挑みます。
そして神功皇后の神力で平定した後、面を外して千代御神楽舞です。
ここからは私見です。
はるか古代の日本と朝鮮半島のやりとりは推測するのも困難ですが、それぞれの時代において必要とされた」要素は、時代に準じて受け継がれてきたのだろうなと思います、
それが公的なネットワークであろうが、お仲間的なネットワークであろうが、うまくつながって、結果的に更に次の次代へと繋がればいいなと思います。
動画でどうぞ。
