鬼柳鬼剣舞 一人加護 @鬼の館芸能公演
さて、本日は昨日行われました北上市立鬼の館の定期芸能公演から鬼柳鬼剣舞です。
鬼の館では、今年1年の毎月公演についてそれぞれテーマを設けて構成しているとのことで、5月は「さなぶり~豊作祈願」ということなそうす。
ということで、まずは鬼柳鬼剣舞さんの由来について当日パンフレットより
「昭和16年、岩崎鬼剣舞の流れをくむ長沼鬼剣舞の経験者で、鬼柳町六軒地区に婿入した菅原悌氏を中心に「六軒鬼剣舞」として発足しました。昭和26年に岩崎鬼剣舞の指導を受け、昭和29年には「鬼柳鬼剣舞」と改称し、平成4年に秘伝書を伝授されました。伝承されている六軒地区には明治時代の作と見られる面が伝承されており、岩崎に隣接しているため早くから踊組ないし踊手がいたのではないかとも推測されています。」
ということです。
鬼柳鬼剣舞では、少年組の育成にも力を入れているとのことです。
この日の出演メンバーも、一軍、め組(女性のみのグループ)、少年団からの選抜のようでした。
さて最初は一人加護です。
別名を一人偉者とも称され、四方に反閇で踏み鎮めて五穀豊穣・悪霊退散を祈祷する舞ともいわれています。
寄せに続いて白面の舞手が躍り出て跳躍し扇の舞
続いて抜刀しての刀の舞
最後に素手の舞となります。
この日の学芸員さんの開設では、この素手の舞の中で米蒔きの所作が入るということでした。
この日のテーマ「さなぶり」に相応しい演目といえます。
動画でどうぞ。
