象潟祭典 神輿と手踊りと
さて本日は、昨日ブログの続きで、酒田まつりの翌日に訪問した秋田県にかほ市の象潟祭典の模様です。
今回の山形秋田遠征の主目的はこの象潟祭典で行われる中橋の車切でしたが、それは明日のブログに掲載することとして
本日はその前段です。
まずは、鳥海山です。この前日から酒田まつりを観るためにこの鳥海山をグルっと一周しました。
この地方の信仰を集めたことは想像に難くないです。それほど秀麗で壮観です。
さて、象潟祭典とはこの象潟町の神社祭礼を同じ日に行ういわゆる統一祭典の行事で、例年5月の第3土日曜日に行われるものです。
この日も、町内のそちらこちらの神社町内で注連縄や紅白幕が張られて町全体が祭り一色といった感じでした。
その中でも中心となっているのが塩越に鎮座する熊野神社の祭礼です。
数百メートル先には日本海が接しているこの神社は、様々な要素でこの地域の信仰の中心だったと思えます。
その一端を垣間見ることができるのが神輿巡幸に供奉する若衆です。
家々を祓って進む際も声を荒げて神様が巡幸なされることをふれながら進みます。
閑話休題 熊野神社の御巡幸だけに、烏もお供をしています。微笑ましい風景です。
ここは祭りの頭屋にあたる家です。
頭屋や統人制度は、秋田の祭礼行事では確認すべき事項ですが、こちらの当屋では杉の葉を門柱に巻く形態で、昔からの伝承を繋いでいました。
さて、神様が集落をまぶりに行った後は祭りの町内見物です。
神輿に供奉するのはその年の当番町内が趣向をこらして出すようです。
今年は妙見町内の番で、秋田名物の手踊りでした。
動画でどうぞ。
