赤谷神楽 降神の舞@平泉熊野三社奉納神楽
さて、平泉つながりで本日からは平泉町鎮座熊野三社で行われました南部神楽七団体によります神楽奉納をリポートしていきます。
この日は、5月3日ということで、春の藤原祭りが盛大に行われ、特にこの日は義経東下り行列の日でもあり沢山の観光客が押し寄せていました。
そんな中ですが、ここ花立にある熊野三社でも神楽上演を知らずに通りかかった人たちが南部神楽も見ていったようです。
こういう設定も大事だなと思いました。
午前10時に神事が始まり、拝殿には各神楽団体の代表が参拝しました。
その後、境内の神楽殿で上演の開始です。
沢山の飾り幣束がキレイです。
これは最後に観客の皆さんに配られました。
降神の舞は、南部神楽では式舞の最初とされ、これは法印神楽での儀礼を受け継ぐもので、最初に面をつけないで拝礼し、その後に着面して翁舞をします。
舞そのものは、法印神楽のものを伝えているわではなく、所作は南部神楽としてのものになっています。
翁の言い立ては
さて 千年の末代 河の池の亀
茅は還りて萱となり 萱は還りて茅となりぬ
つまり、諸事安寧、庶民安寧を祈祷する舞となっています。
動画でどうぞ。
