白浜神楽 宝剣納め・盗み取り@第47回岩手県南・宮城県北神楽大会
さて本日は、第47回岩手県南・宮城県北神楽大会から白浜神楽さんで宝剣納め・盗み取りです。
その前に、白浜神楽さんの由来について定本より
「昭和45年1月、栗原善三が庭元となり、宮城県栗原郡栗駒町、栗駒神楽佐藤佐吉師匠と花泉町大門神楽の菅原誠師匠の指導のもとに、白浜神楽を創設した。
初代庭元栗原善三で現在に至っている。」
とありますが、現在の代表は千葉良夫さんです。
素戔嗚尊が八岐の大蛇退治で得た叢雲の劔を熱田の宮に納める場面です
その後に、磐長姫に身を変じた悪霊が緩やかに踊る場面です。
この時に胴取りが太鼓を打ちながら神謡を唄いますが、これが「山の端」と言われる女舞に専ら奏される神楽歌です。
実に.みちのくの風景に合う旋律です。
そして、磐長姫が山の端舞を演じるうちに、太鼓の拍子は責めの調子になります。
磐長姫転じた鬼女を禍々しくも演じます。
ついには宝剣を盗み出すことに成功しますが、宝剣を奪う際にその姿を日本武尊に見悟られてしまいます。
鬼女がおどろおどろしく逃げ去り幕となります。
動画でどうぞ。
