桜田神楽 法童丸庭園の場@第47回岩手県南・宮城県北神楽大会
さて本日は、第47回岩手県南・宮城県北神楽大会から桜田かぐらさんで法童丸庭園の場です。
その前に、桜田神楽さんの由来について
「明治末期頃、桜田神楽があったと言われて来たが、後中断し昭和二○年、再出発し、また中断した。
昭和五○年、伊藤惣一が庭元となり、栗駒町片子沢神楽(岩手県南部神楽系)から神楽の師匠を迎え指導を受け、桜田神楽を再興した。」
とある。片子沢神楽は黒沢神楽系となっている。
現在の代表は高橋丈夫さんです。
演目は一の谷で熊谷次郎直実に討たれた平敦盛の一子法童丸が法然上人に預けられ、やがて自分の身の上に疑問をもったことから始まります。
ある日、法童丸は鳥にさえ親はいるのに、自分には父も母もない、何故なのかと法然上人に問いかけます。
法然上人は、法童丸を加茂の明神下り松の下で拾った経緯を話し、母親探しに行くことを諭します。
蓮生坊が法童丸を見つけ出した時に法童丸を抱いていた女がいたことを思い出し、母親かもしれないと、加茂の明神をさして急ぐことになった。 と道行の舞で終わります。
動画でどうぞ。
