愛宕神社神楽舞 湯加持@愛宕神社春季例祭
さて本日は、愛宕神社神楽舞から湯加持です。
祭壇前に一基据えられた湯釜のお湯に笹の葉を浸して、湯で持って祓い清める舞です。
最初に湯釜の前に座して、幣束を持ち「天津祝詞」を誦して湯釜を祓う。
この辺の次第について,本田安次著「霜月神楽之研究」の中では、「神楽之次第」や「祭事記」の説明にはただ「神楽役湯箒を持ちて四方を拝し舞う」とあるばかり、とあります。
この次の神子舞の前に様々祓う意味もあるので、神楽の座を祓い清めるための、舞ということなのかもしれない。
いずれ、湯立神楽ではこの湯加持は大変重要な意義を持っているものなので、各次第の前に再三執り行われる。
動画でどうぞ。
