愛宕神社神楽舞 五調子舞@愛宕神社春季例祭
さて本日は、秋田県大仙市南外大畑鎮座の愛宕神社春季例祭において執り行われました湯立神楽です。
この日の神楽は、愛宕神社境内にある神楽殿にて行われていました。
始まる前に神楽殿を覗いたら湯釜がありました。拝殿での祭事の間に、湯が炊かれるようです。
霜月神楽というと、保呂羽山の波宇志別神社の神楽式順序によれば修祓式以下花入、打ち鳴らしの後にケンザン湯清浄を始め20数番がありますが、こういった一般的な例祭では数番に留めるのが通例のようです。
大切なのは、湯加持をもって祓い清めることであり、湯箒でもって氏子の災厄消除を祈祷することと思われます。
この日は、地元神社を始め、大曲、神宮寺の神職たちが集まっての神楽となりました。
この日の神楽は次の通りです。
五調子舞
湯加持
神子舞
山之神舞
獅子舞
最初に五調子舞です。
鈴と扇を採って四方を祓う舞です。
昨年見た角館神社の境内社、青麻神社での湯立神楽でもそうでしたが、奉納演目が少ない場合に最初に舞うこととされているようですので、山伏神楽での御神楽のような位置づけなのかと思われます。
舞の最後には笏を採って礼拝し舞い納めます。
動画でどうぞ。
