仙台東照宮春祭り 満開の桜の木の下で
さて、本日は4月16日に訪問しました、仙台市のど真ん中に鎮座する仙台東照宮のお祭りに10年ぶりに出かけたので、その様子を書きます。
仙台東照宮は、その名のとおり御祭神は徳川家康公です。
当社の由来説明によれば、天正19年に徳川家康が葛西大崎視察を終えて、風光明媚なこの地を御祭神鎮座地と定めた。
その後、仙台二代藩主伊達忠宗公が仙台鎮護の守護神として東照大権現を祀るために幕府に願い出て、承応3年に完成したものという。
その後、明暦元年より9月17日を祭日に定めて神輿渡御や山車等の練り行列が壮麗を極め、仙台祭りとして幕末まで続いた。
これが今日の仙台青葉まつりの原型です。
写真は平成8年に訪問した際のものも混在しています。
現在では徳川家康公の命日4月17日に近い土日に宵宮と本祭が斉行されます。
鳥居前の道路から随神門までの階段両脇には満開の桜が咲き誇り、沢山の市民が花見や祭り見物に訪れています。
境内では30店舗ほどの露店が立ち並び、賑わう中を神輿行列が拝殿へと進んできます。
随神門までの階段は、花見の腰掛けともなり、随神門と反対方向を向くと、満開の桜と宮町の風景を観ることができます。
神輿渡御に供奉するお囃子です。
ところで、境内には沢山の露天が立ち並んでいますが、その中で趣のある店があります。
最初に訪れた際には何を作っているのか皆目見当がつかないほどでしたが、それが手焼きせんべいとわかると、何ともノスタルジックな味わいのある露天であることがわかり、思わず買って食べたのがこの「名物 芭蕉せんべい」です。
店先で焼き網で手焼きしています。
仙台地方の祭りではよくお目にかかるようですが、芭蕉の葉の形をしたうす焼きせんべいです。
さて、拝殿前の境内では参拝しながら満開の桜をバックに記念写真を撮る客で溢れていました。
そして、国重要文化財である随神門の脇には立派な神楽殿があり、午後2時30分から神楽が始まるというのでブラブラしながら神楽が始まるのを待っていました。
で、その神楽については明日のブログにて
